タイトル

ケニアはアフリカ大陸東部の赤道直下にある国です。
ケニア地図
 北はエチオピアとスーダン、東はソマリア、南はタンザニア、西はウガンダと接し、南東はインド洋。 面積58万2650平方キロメートル、人口4091万(2011年、外務省HPより推計)。 首都はナイロビ。ナイロビはマサイ族の言葉で「さわやかな水」の意。 野生動物の楽園として多数の観光客が訪れる場所ですが、アフリカでもっとも産業の発達した国の一つです。 公用語はスワヒリ語と英語。通貨はケニア・シリング。 あとはその他の50前後の民族のそれぞれの言葉があります。(行くところ行くところ言葉が違い礼儀作法も違うので大変です・・・)

 ちなみにケニアの国旗のこの真ん中は、マサイ族の盾を現しています。 主要産業は農業で、GDPの3分の1近くを占め、紅茶、コーヒー、花卉の輸出増が近年著しく成長しています。 政情不安や政治の腐敗・非能率、貧富の差の増大によって経済成長は伸び悩みが続いています。
kenya



 赤茶けたトタン屋根をかぶせた小さな小さな小屋がびっしりと迷路のように詰まっていて、 ゴミの山・生活排水のたれ流しによる悪臭が漂うナイロビ西部にあるケニア最大のスラム…キベラスラム。 ナイロビ全体の人口300万人のうち3分の1以上がここに住んでいるとも言われています。

 植民地時代の鉄道建設労働者らが不法占拠して住み始めたのが始まりで、大量のゴミや悪臭、そして汚水。 この状況に、教育なんて二の次、まずは生き延びることが大切だ・・・と思わされます。 今日1日食べられたことに感謝しすべて神のおかげと神に感謝しよう、町の大人達はいいます。


kenya

 現状スラムには孤児、ストリート、家政婦として働かせられる子ども、売り物となる子ども、親がエイズの子ども、 親がアルコール中毒の子ども、DVの被害を受けた子ども、様々な背景や生活環境をもった子供たちが毎日必死に生きています。

 子供たちが 家族の中の稼ぎ手または労働力となっているため、全ての子供たちが教育を受けることができているわけではありません。 特にスラムでは、環境はもちろんですが学校の数は十分ではなく、多くの子供たちが教育の機会を奪われています。 子どもたちは口を揃えて言います…「学校に行きたい!勉強がしたい!」

Hot Topics

SNS

Movie

Alliance

PAGE TOP